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岩手大学イーハトーヴ基金「感謝の集い」を開催しました
2025年4月26日(土)、岩手大学にて、2024年度に岩手大学イーハトーヴ基金へ1万円以上のご寄附をいただいた皆様[1]に対し、感謝を直接お伝えする機会として、岩手大学イーハトーヴ基金「感謝の集い」を開催しました。
会場となった理工学部の銀河ホールでは、まず、「岩手大学くらむぼんジャズオーケストラ」と「岩手大学合唱団」によるオープニングパフォーマンスがありました。
岩手大学くらむぼんジャズオーケストラは、スウィング・ジャズの名曲「シング・シング・シング」を華やかに演奏し、岩手大学合唱団は、本学農学部の前身、盛岡高等農林学校の卒業生である宮沢賢治が作詞・作曲した「星めぐりの歌」と、岩手大学生歌の「花ふゝみたる桐の葉を」を美しいハーモニーで披露しました。
また、林明夫特命理事・基金室長より、2024年度の基金実績及び80周年記念事業の進捗についての報告を行い、2024年度は初めてイーハトーヴ基金(80周年事業含む)へのご寄附が5,000万円を超えたことを紹介しました。
後半には、理工学部の研究室見学会を実施し、学外の方が普段は立ち入ることのできない講義室や実験室等に参加者の皆様をご案内しました。
山中克久教授は、NHKの「チコちゃんに叱られる」に出演した際に解説した「あみだくじの必勝法」について紹介し、アルゴリズムやグラフ理論を学ぶ学生たちが開発したゲームアプリを参加者に体験してもらいました。
続いて、高木浩一教授による研究室見学会では、古くから報告されている「カミナリが落ちるとキノコが生える」という現象についての解説があり、その後、実験室にてその現象を再現し、人工的に雷を起こす実験を見ていただきました。
岩手大学には、課外活動も含めたさまざまな活動に励む学生たち、そして、日々、教育・研究に尽力する先生方がたくさんいます。当日は肌寒い一日でしたが、枝垂れ桜が満開のキャンパスにて、ご寄附者の皆様に感謝の思いや本学の取り組みを直接お伝えできたこと、そして今回の企画を通じて、本学を少しでも身近に感じていただけたなら大変うれしく思います。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。