かつて宮澤賢治も学んだ岩手大学農学部附属植物園には、盛岡高等農林学校創設時から120年以上の歴史を誇る文化的価値の高い収蔵庫が当時のまま残されています。岩手大学農学部は、このような明治時代の面影を残す植物園エリアを再生し、新しい学生の学びや市民の憩いの場を創出する「農学部附属植物園エリア・リボーンプロジェクト」を始動します。本プロジェクトでは収蔵庫や北水の池、ガラス温室の再整備に加え、新たに「農学研鑽のみち」等を整備し、鈴木梅太郎博士のオリザニン研究やメタセコイア発見者の三木茂博士などの先人の偉業を讃えます。本プロジェクトでは、皆様の絶大な御支援と共に、農学部の新しい未来を創出して参ります。
農学部長
伊藤 菊一